退去後のお知らせがきたら、考える事
お部屋の解約がくると、不動産会社から次の入居者の募集の家賃や、退去後のリフォームをどうするか連絡がきます。
「次のお部屋の募集の家賃はいくらで募集しますか?」ちょっと考えると、面倒なので、「今の人と同じ値段でいいよ!!」なんて答えてませんか?
今入居している方が、相場の家賃で、適正な家賃でしたら問題ないと思いますが、賃貸事情は急速に変化をしています。長く住んでいたかが退去すると、入居した時の何年か前の相場だったり、また、その時は古臭く感じなかった間取りや設備だったりします。
部屋を探すのが多いのは20代~30代の人達です。
賃貸住宅を経営されている方の希望のターゲット層は、学生、社会人、新婚さん、ファミリー層が多いと思います。中には幅広い世代をターゲットしている方もいらっしゃると思います。
物件と、貸主さん、不動産会社は年齢を重ねていきますが、探す世代の年代は、さほど変わりはありません。
例えば、わかりやすい例でお話しますと、お風呂のバランス釜と言っても、今探している多くの世代はバランス釜を知りません。お風呂と言えば、追い炊きのできる自動でお湯張りのついているお風呂です。DKは選ばれず、LDKで探している。収納は押し入れではなく、クローゼット。ベットで眠る方が多いので、畳よりフローリングが良い。など入居者の好みが変わってきています。これだけ世の中に賃貸住宅が増えている中、選ばれるのは大変なことになっております。
家賃や、リフォームの見直し
オーナー様にとっては大切な財産です。もちろん、家賃も下げたくないし、過剰なリフォームもしたくないとお考えだと思います。
募集をかける際に、今までと同じでは、空室の期間がながくなる事が多いでしょう。賃貸市場は年々変わってきています。10年、20年経つと、人気の間取りが、人気の間取りではなくなってます。時代に合わせたお部屋にしていく必要があります。
不動産会社に言われたままの家賃、言われたままのリフォームでは選ばれにくいお部屋になっています。
今の探している方は、インターネットで検索し、条件を選択します。設備や間取りは重要です。インターネットで室内も見れる時代です。気になる物件をピックアップして、実際に見て決める方がほとんどです。探している方の印象に残るお部屋にしていく必要があります。間取りだったり、設備だったり、外観だったりと、10年に1回は変化をもたらすことをしていくことをお勧めいたします。時代に合わせ、入居者に選ばれるお部屋を作りましょう。
また、リフォームでも必要のあるもの、そうでないものもございます。不動産会社に言われたままに何でもかんでも取り入れないことをお勧めします。
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