TVインターフォンがあった方がいい理由
私が賃貸管理会社に勤めていたころに、入居者に言われた一言が今でも忘れられません。
2階建てのアパートで漏水事故があった時でした。
1階の方が「昨日の夜、お風呂場から雨のように水がに漏れてくる」と、連絡を受けました。その日、1階の方は2階の方に直接訪ねてくれたのですが、お留守だったようで次の日に不動産会社が営業している時間帯に電話をくれました。
私が2階の方に連絡を取ると、男性の入居者でしたが「夜10時頃にチャイムが鳴ったが、誰だかわからないし、誰か来る予定もないから、怖くて出ませんよ!!」と言われ、確かにそうだと思いました。
最近の新しいアパート、マンションには新築時からTVインターフォンはついています。築年数のたったアパートでも取り付けられていることが多くなりました。しかしながら、まだまだ、設置がされていないアパートもあり、インターフォンだったり、チャイムのままなどは数多く見られます。
TVインターフォンが付いているから入居率が上がるわけではありません。
インターフォンや、チャイムだと、誰が来たのかわからない、ドアを開けたくないなど不安はあります。私も来る予定のないときに誰か来たら警戒します。特に女性の入居者が多いアパートやマンションでしたら、あると喜ばれると思います。
TVインターフォンがあると、訪問者が確認できる、ドアを開けずに用件だけ済ませることができる、録画付き機能なら留守中に来た人も確認が出来るなど、メリットはあります。
インターフォンもチャイムも経年劣化があります。その際にはTVインターフォンに交換することをお勧めします。何気ない事なのですが、探している方が内見の際に安心を得れる状態にしておきましょう。内見した時に探している方は思ったとしても「TVインターフォンがないから嫌だ」とは、なかなか言ってくれません。入居者に安心して住めるアパートにして行きましょう。
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