年内には終わらせておく繁忙期の為の準備
今準備をして、年明けを迎えましょう!
12月も後半になると、お部屋を探す方も緩やかな流れになってきます。賃貸経営の中で、もっとも忙しくなるのは年明け1月~3月です。年明けから準備をしていては、遅いのです。12月は見捨てるわけではありませんが、ほとんど動きが鈍くなり、お店に来店するお客様も減ってきます。
空いている空室はどうしたらいい?
家賃が適正か?周りと比べて高すぎないか?中途半端なリフォームで終わらせていないか?即入居になっているか?依頼をしている不動産会社の広告の確認など、様々な点があげられます。
特に1年以上の空室の部屋は、年内に見直しをすることをお勧めいたします。1年空室になってしまったお部屋は、何故?空室なのか見直す必要があります。同じ状態で、また1年募集をかけても決まるかどうか分かりません。
案内をして頂いた不動産会社に、お客さんを案内してどんな感触か?どんな印象だったかなど聞く必要があります。
不動産会社の営業マンは、直接、借主と話をしていますので、借主が決め手に欠けた理由は知っています。
これからの時期の室内の電気については、通電がされていないと、案内した際に、暗くて良くみえないなど暗い印象のお部屋になってしまいます。スマートメーターになり便利になりましたが、基本料金がかかっても、通電はしておくことをお勧めいたします。
通電されていても、1Kなどは照明があることが多いのですが、2DK以上のファミリータイプには照明器具が無い場合も多数あります。内見用の照明などはあった方が、内見する方には、有難い事です。せっかく見に来たのに見えないなどと、悪い印象が残ってしまいます。
これから退去予定があったり、既に退去済みだったりするお部屋は、年内に綺麗にしておくことをお勧めいたします。
1月に入って最初の3連休までは比較的動きます。その際に、改装中の場合は、どれくらい綺麗になるのかが、わからず、申し込みに至らない場合があります。又は、リフォーム後を見てからと言う方が殆んどです。私達、不動産会社や、オーナー様はリフォーム後の想像はつきますが、一般の方は、どれくらい綺麗になるのかが想像がつきません。人によってキレイの感覚が違いますので、即入居の状態を見てもらう事が大切です。
3月ごろは、リフォーム業者も繁忙期に入りますので、施工してもらいたい時期に施工が出来ないなど、歯がゆい思いをしないように、退去が出たら、見積もりをすぐに出してもらえるように手配をしましょう。
賃貸物件の広告の募集について
大幅にリフォームをした、新たに何かを付け加えた、今までと違った感じになったなど、お部屋の仕様を変更した場合は、不動産会社に伝えましょう。
室内の写真や、設備などは最新の広告の状態にしてもらう事により、エンドユーザーからの問いあわせにつながる可能性もあります。
自主管理の場合、不動産会社にアピールすることが大切です。また、多くの不動産会社さんとつながりを持つことが大切です。
物件余りの時代になりつつありますが、入居を決めてもらうには、借主の印象に残ることが大切です。また、近隣の同条件の物件と比較して、良いと思って頂くことが大切です。設備、家賃の見直しは年内にすることをお勧めいたします。年内に出来る限り、改善し、新年を迎えましょう。
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