退去後のリフォームの相談 畳のお部屋はどうなの?
20年住んでいた方が退去されます。
オーナーさんからすると、ありがたい入居者様ですね!しかし、20年住んでいたとなると、原状回復には費用と時間がかかりそうな予感がしますね!
あるオーナー様より相談を受けました。2DKで現在、畳のお部屋が2部屋です。「費用が掛けられないので、今回は2部屋畳にします。」・・・。
畳のお部屋が悪いわけではありません。2部屋畳の需要が少なくなってきた今、せめて1部屋だけでも洋室にして頂きたいと思います。畳は、可能であれば、琉球畳を取り入れることをお勧めします。
何故、畳2部屋が受け入れられないのか?
もちろん、畳2部屋でも良いという方もいますが、ここ1年間で振り返ると、畳2部屋のお部屋を案内したことがありません。接客中に紹介自体はしているのだろうと思いますが、2部屋畳の部屋が思いつきません。
それだけ、世の中に畳が2部屋の部屋がなくなってきた事を実感します。
今回、退去される方は20年住んでいましたが、入居したのは平成10年ってことです。平成10年ってどんな間取りが受けていたんだろうと考えてみると、丁度、オールフローリングや、追い炊き、カウンターキッチンなどが増えてきた頃じゃないかな?と思います。
20年前は受け入れられても、今、受け入れられる人は少ないんではないでしょうか?
せめて、1部屋は洋室が欲しいと思う入居者は多いのではないでしょうか?
リフォームは費用の掛かることです。必ず、やってくださいという事ではありませんが、ニーズに合わないリフォームをしてしまって、長期空室になってしまう結果にしては、もったいないです。
情報収集し、少しでもニーズの高い状態でリフォームすることをお勧めいたします。
琉球畳とは、どんな畳でしょうか?
最近は、写真のような畳に変更しているお部屋を見かけます。同じ畳でもお洒落な感じがします。
琉球畳とは、沖縄県産の井草を使用した畳の事で目が細く、見た目が繊細できれいなのが特徴の畳です。
畳の部屋でも、琉球畳の部屋の印象は良い方です。案内時もお客さまの反応は良いと思います。和室でもオシャレにできる特徴があります。最近はカラーバリエーションも豊富です。
費用等は、一般的な畳よりも少し上がりますが、畳お部屋を取り入れたい、どこか残しておきたいと思うオーナー様にはお勧めです。
是非、チャレンジしてみてください。
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