入居者の困った事や不満を解決するのが長く住んでもらえるコツです
空室期間の短い部屋、長い部屋の違いは何でしょうか?
空室が長く続いた場合、「どうしたら決まるのか?」考えたことはありますでしょうか?今までは、不動産会社に募集の依頼をかけ、不動産会社に決めてもらうのを待っていたら決まることも多かったと思います。
不動産会社に募集の依頼をかけても1年~2年空室のままの事もあります。
不動産会社は部屋を案内しても、借主に選んでもらえなければ、決まることはありません。
「どうしたら決まるのだろう?」
入居者の困った事を解決する、不満を解決することです。
募集の際に、初期費用が高すぎてしまってないか?
部屋の設備は古くなっていないか?
近隣相場の家賃より高くなってないか?
考えれば、沢山出てきます。ここを行動に移すオーナーさんの部屋は、比較的空室期間も短いまま決まっております。
借りる年代の層に合わせて、募集条件や設備を見直す事が大切です。
入居してからも不満を解決することが長く住んでもらえるコツです
賃貸に入居して、不満やトラブルは何かしらあります( ^ω^)・・・
騒音トラブル、ゴミ出しのトラブル、管理会社とのトラブル、近隣トラブルなど・・・。避けて通れないこともあります。
共同住宅なので、仕方のない面もありますが、入居者にとっては不満でしかありません。
すべて簡単に解決するものではありません。
実際にあった話。騒音トラブルを解決したオーナーさん
3階たてのアパートで、ちょうど真ん中に住んでいた方(Aさんとします)が、音に敏感で、音がするたびに、その部屋まで苦情を言いに行っていました。最初は言いに行くだけで、特に何もなかったのですが、だんだんとエスカレートしてしまい、近隣の部屋の住人と、言い争いの喧嘩になってしまいました。
アパート内で言い争いの喧嘩が起きるたびに、その他の入居者が出て行ってしまいます。
「何も対応して頂けないので、出で行きます」と言われ、皆さん退去していきました。
このままでは、全部空室になってしまうと思ったオーナーさんは、苦情を言いに行くAさんと話し合い、退去してもらいました。
納得して退去してもらうまでには、Aさんの親御さんにも同席してもらい、両者納得し、退去に至りました。
退去して頂きまでが大変でしたが、今は、正常に稼働しています。
Aさんの退去した部屋は、壁や床が穴だらけでした。壁にパンチした後や、床に物w投げつけた後などあり、原状回復が高額な金額になりました。
オーナーさんは早いうちに退去して頂き、その他の入居者さんが、苦情もなく住んでいてくれているので、一安心したそうです。
入居者の不満に寄り添い、解決に向けた行動が、今の入居者にも伝わったみたいです。入居者に寄り添った対応は、長く住んでもらえる秘訣です。
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