隣のマンションが満室になった!!条件の見直しをしたいとの相談
不動産会社にとって、1月~3月は繁忙期と言われる時期になりました。去年の暮れにある自主管理のオーナーさんと話をしました。
オーナーさんのマンションは空室が多く、「今は動きが少ないのね・・・」と言ってました。その都度、当社はアドバイスをしておりましたが、伝わらなかったのでしょう。
「敷金・礼金・家賃の見直し」
「エアコンをつけましょう」「TVモニターフォンをつけましょう」「温水洗浄便座をつけましょう」「畳の部屋を洋室に変更しましょう」と、色々提案をしましたが、すべて却下されました。
エアコン・TVモニターフォン・温水洗浄便座は設備として付いている方が多いので、借りる方も付いていると思っています。最近では必須の設備となってしまいました。
何故?急に見直しをしたのでしょうか?
オーナーさんの物件とさほど築年数も変わらず、駅からも同じような距離。空室も何部屋かあったはずのマンションが満室になったのです。
オーナーさんは、何故、満室になったのか?そこのマンションのオーナーに聞きに行ったそうです。
満室になったオーナーさんは
「管理会社を変えて、設備や募集方法を見直してもらったんだよ!そしたら、2~3ヶ月で満室になったよ。空室を遊ばせていたらもったいないよ!!」と教えてくれました。
オーナーさんは、探している人がいないのではなく、自分の物件が選ばれていない事に気が付いたそうです。すぐに電話がかかってきて、「年内に募集条件の見直しをしてちょうだい!エアコンも設備でつけるから!」と今までにない言葉が!
敷金2か月 礼金1カ月 → 敷金0ヶ月・礼金0ヶ月 別途 退去時のクリーニング代
エアコンも設備として設置。
タイミング的には、良い決断だったと思います。これから探される方が増える時期になりますので、少しでも多くの人に内見してもらい、入居して頂き、稼働させて頂ければと思います。長い期間、空室のお部屋は、クリーニングが終っていても埃や、虫などが落ちています。ところどころ建付けが悪くなってしまったり、給湯機が壊れてしまったりと、不具合が出ることがあります。
今の時期、繁忙期と言っても探している方が減って、物件が増えている時代です。需要と供給のバランスが悪く、少しでも好条件でないと決まりにくい時代です。
取り扱いをさせていただいているオーナー様のお部屋は繁忙期中に、満室になるよう、当店では積極的にご紹介させて頂いております。
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